信号トレーニング
信号機トレーニング
日本の信号は矢印・点滅・時差式・歩車分離式など試験より遥かに多様です。まず図鑑で種類を知り、シナリオ問題で反射的に判断できるまで練習しましょう。
基本の信号 · 4
基本三灯 ・ 青
直進・左折・右折ができます(右折は対向直進車と歩行者が優先)。
⚠ 危険ポイント:青でも右折は優先ではありません。対向車が続く間は交差点内で待ちます。
基本三灯 ・ 黄
原則「停止」です。停止位置に近すぎて安全に止まれない場合のみ、そのまま進めます。
⚠ 危険ポイント:黄は「急いで通過」の合図ではありません。黄信号進入は試験で即不合格になり得ます。
基本三灯 ・ 赤
停止線で完全に停止します。日本では赤信号での左折はできません。
縦型信号(雪国)
積雪対策の縦型。上から赤・黄・青の順で、意味は横型と同じです。
矢印信号 · 7
赤+右矢印
赤でも青の右矢印が点灯していれば右折できます。転回(Uターン)も可能(2012年改正)。直進・左折は不可。
赤+直進矢印
直進のみ可能です。左折・右折はできません。
⚠ 危険ポイント:右折車は交差点に進入して待つことは【できません】。赤は右折車にも有効で、進入すれば信号無視です。
赤+左矢印
左折のみ可能です。横断歩道の歩行者には引き続き注意。
三灯+三矢印(常時矢印式)
赤が点灯したまま、三つの矢印で通行方向を制御する方式。点灯している矢印の方向のみ進めます。
⚠ 危険ポイント:常時点灯の赤に驚いて急ブレーキをかけないこと。矢印を読むのが先です。
縦型+側面矢印
縦型は下に矢印を付けられないため側面に縦一列で設置。意味は横型の下付き矢印と同じです。
矢印2段配列
矢印が多い大交差点では2段に並べます。読み方は同じ:点灯した矢印の方向のみ進行可。
矢印が本体の上
歩道橋などの制約で矢印を上に付けた珍しい配置。淘汰されつつあります。意味は同じ。
点滅・少灯式 · 5
黄点滅(一灯式)
他の交通に注意して進行できます。停止の義務はありませんが、減速して確認を。
赤点滅(一灯式)
「止まれ」と同じ意味。停止位置で一時停止し、安全確認後に進行します。
⚠ 危険ポイント:黄点滅との違いは「必ず停止」。徐行で通過は一時不停止です。
黄黄の2灯点滅
黄2灯の点滅。意味は1灯の黄点滅と同じ(岐阜県などに設置例)。
赤赤の2灯点滅
赤2灯の点滅(交互または同時)。踏切前に多く、赤点滅と同じく一時停止が必要です。
赤青2灯(交互通行)
赤と青のみの2灯。片側交互通行区間(トンネル・工事・狭橋)で使用:青で進行、赤で対向の通過待ち。
特殊な運用方式 · 7
時差式信号
対向と自分側で信号の変わるタイミングが異なります。多くは右折を通しやすくするため自分側の青が延長されます。
⚠ 危険ポイント:自分側の信号から対向の信号を推測してはいけません。右折前に対向車が止まったことを目視確認。
歩車分離式信号
歩行者と車両の通行時間を完全に分離。車が全赤の間に歩行者が横断します(斜め横断可の場合も)。
⚠ 危険ポイント:全赤でも故障ではありません。信号無視の歩行者もいるため確認は怠らないこと。
押しボタン式信号
通常は車道側が青(または黄点滅)。歩行者がボタンを押すと赤に変わります。
⚠ 危険ポイント:ほぼ常時青のため油断しがち。ボタン一つでいつでも赤に変わります。
新潟式時差式(青+右矢印)
対向が赤になると自分側の青と右矢印が同時点灯。矢印=対向赤の明示で右折が保護されます。目視確認は継続。※この方式は2026年初めに公道から姿を消しました。旧教材等で見かけるため参考知識として収録しています。
「左折可」標示板
白地に青矢印の「左折可」標示板がある場合、赤でも左折できます(日本唯一の例外)。歩行者・直進車には譲ること。
⚠ 危険ポイント:左矢印信号と混同しないこと。標示板は常時有効で、点灯・消灯しません。
バス専用信号
「バス専用」表示付きの灯火・矢印はバスのみ有効。一般車は本信号に従います。
防災対応型(平常時消灯の矢印)
環七・環八などに設置。平常時は消灯のままで、震災時などに点灯して緊急車両の通行路を確保します。
踏切・予告信号 · 5
予告信号
本信号が見えないカーブや坂の手前に設置。黄点滅で「この先に信号あり」を予告します。
踏切信号(黄黄赤)
踏切に設置される黄黄赤。黄の交互点滅=一時停止せず注意して通過できます(信号機付き踏切の例外)。赤=停止。
踏切信号(赤交互点滅)
赤2灯の交互点滅=列車接近。遮断機が下りたのと同じで、停止線で停止・待機します。
予告信号(黄黒黄)
両端の黄が交互点滅、中央は消灯(山梨・高知・熊本など)。この先に本信号あり。
予告信号(黄青黄)
本信号の状態を先取り表示(山形・山口など)。中央青=この先青、両端黄点滅=この先黄/赤。
地方のレア信号(豆知識) · 2
組み込み矢印
青の位置に矢印を組み込んだ旧式。現在は主に山口県に残存。読み方は通常の矢印と同じ。
ダブル矢印
徳島県の名物。同方向の矢印を2つ点灯させて視認性を強化。意味は同じです。